須賀川市の須賀川ガスは6月2日、ものづくりやプログラミングなどの体験を通し、子どもたちの思考力や読解力を育む学習塾を開校する。教育支援に向けた新たな取り組みで、同市卸町の本社1階に設ける。
幼児・小学生向けで、名称は「ステモン(STEMON)須賀川校」。「Science(科学)」、「Technology(技術)」、「Engineering(工学)」、「Art(アート)」、「Mathematics(数学)」の五つの分野を統合的に学ぶSTEAM教育をベースに、ブロック・プログラミングなどを使ったものづくりやプログラミングなどを体験する。
須賀川ガスは全国でステモンを展開するヴィリング(東京都)と業務提携。昨年から橋本直子社長や社員11人がSTEAM教育の研修を受け、開校に向けて準備を進めてきた。
橋本社長は「地域のインフラ企業として教育支援にも取り組む。子どもたちに実践的、創造的、理論的な考え方を身に付けてもらいたい」と話している。
無料体験会、参加募る
開校当初は「キンダリークラス」(年中児~年長児)、「ベーシッククラス」(小学1年~同3年)の2クラス体制を設ける。無料体験会を開催中で、希望者を随時、受け付けている。問い合わせは同社(フリーダイヤル0120・56・2188)へ。