東日本大震災と東京電力福島第1原発事故により廃園した南相馬市小高区の小高教会幼稚園が、小高町歴史郷土資料室に生まれ変わった。解体も検討されたが卒園生の熱意で園舎を保存し、震災前後の小高を伝える写真をはじめ、震災から止まったままの時計やカレンダーなどが並ぶ。資料室を管理する牧師の飯島信さん(76)は「震災や歴史を知り、小高のあすを考える場所になれば」と願う。 資料室は海水浴でにぎわう海辺や盛んだっ...
この記事は会員専用記事です
残り843文字(全文1,043文字)
続きを読むには「みんゆうプラス」の会員登録もしくは
「福島民友新聞購読」の申し込みが必要です。