南相馬市で老舗の和菓子店を切り盛りしながら、活動を続けている俳人の宮本みさ子さん(81)が、初の句集「餅屋句集」を発刊した。家業の餅作りや、東日本大震災後の古里相双を詠んだ句などで、自身の半生の一こま、一こまを描き出した。 宮本さんは昨年、俳句30句「原発忌」で県文学賞俳句部門を受賞したことを機に、これまでの作品から約300句を選んでまとめた。 宮本さんの日常である餅作りを詠んだ句が多い。例えば...
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