日本人の一汁一菜を支えた糀(こうじ)文化を伝えていきたい―。糀和田屋(本宮市)は250年以上続く伝統の醸造技術で「おふくろの味」を守りながら糀を使った新商品開発に取り組み、糀文化の継承に向けて歩みを進めている。 創業は1771(明和8)年。地元農家の穀物を貯蔵した蔵を管理する「蔵屋」の仕事の傍ら、預かった穀物で糀を造り、みそやしょうゆを仕込んで歩いた。10代目の三瓶正人さん(57)は「当時は...
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