須賀川市と円谷プロダクション(東京都)、福島県は9月20、21の両日、同市で「空想の力を育むまち」プロジェクト2025を開催する。ウルトラマン作品の上映などを予定しており、ウルトラマンの生みの親で「特撮の神様」と称される故円谷英二監督の故郷、同市から特撮文化を発信する。
市が20日、発表した。市と円谷プロは2023年4月12日の円谷プロ創立60周年に合わせ、「空想の力を育むまち」を目指した提携協定を締結した。特撮文化を生かした各種事業を盛り込み、連携してさまざまなイベントを企画している。
プロジェクトは提携協定の一環で、昨年秋には同市で「すかがわ空想フェス2024」が開かれている。
9月のプロジェクトでは「すかがわウルトラシアター」と題し、市民交流センター「テッテ」でウルトラマン作品を上映。20日に特撮好きとして知られる俳優の佐野史郎さん、21日には「ウルトラマンオーブ」などに出演した俳優青柳尊哉(たかや)さんをゲストに迎える。また20、21の両日、市文化センターでウルトラヒーローが集結するLIVEステージも行われる。怪獣を題材にしたイラストも募集する。
このほか、9月20日に福島空港で開催を予定している2025福島空港「空の日」フェスティバルでのプログラムもある。詳細は今後、市や円谷プロのホームページなどで発表される。