福島県いわき市常磐湯本町の温泉神社は14日、新たな体験型のお参り「癒やしの湯浴(ゆあ)み祈願」を始めた。いわき湯本温泉の守り神が漬かるとする温泉を湯おけにくみ、手足を漬けてくつろぐことができる。
神社内にある「神籬(ひもろぎ)の湯」から湧き出るお湯を湯おけにくみ、手足を漬ける「湯浴み」を行う。願いを込めたヒノキの「願い玉」を入れることで、ヒノキの香りも楽しむことができる。時間は15~20分ほど。
初穂料は500円。受付時間は午前8時半~午後4時15分。悪天候時などは中止する場合がある。佐波古正彦宮司は「観光客も地元の人にも来てほしい。地域振興につながれば良い」と話した。
神社ロゴマーク一新
温泉神社は、ロゴマークを一新した。鳥居の中に「ゆ」の文字が横になっているデザインで、居心地の良さを「ゆ」が寝転ぶ様子で表した。今後、のぼり旗やお守り、御朱印などに使用される。