古殿町出身のチェンバロ奏者・指揮者円谷俊貴さんが創設したオーケストラ「プロムジカ使節団」の公演「オール バッハ カンタータ vol4―ミュールハウゼン時代のカンタータ・完結編」は8月9日午後3時から、郡山市公会堂で行われる。
カンタータは、合唱などに器楽・管弦楽演奏が付いた声楽曲。使節団は昨年から東京都と郡山市で200曲以上に及ぶバッハのカンタータの全曲演奏プロジェクトに取り組んでいる。
当日は「第150番《主よ、われ汝をあおぎ望む》」「第196番《主はわれらを御心に留めたまえり》」などのほか、新曲「リコーダー組曲」も披露する。ソリストは中江早希さん(ソプラノ)、中嶋俊晴さん(アルト)、中嶋克彦さん(テノール)、黒田祐貴さん(バス)が務める。
全席自由で一般4500円、25歳以下2500円。チケットは香音、開成山大神宮、けんしん郡山文化センター、阿弥陀寺、ノア楽器店、うすい百貨店、特設フォーム=QRコード=などから。
円谷さんは「2年目を迎え経験値も高まってきた。昨年よりさらにワンランク上の演奏をお届けしたい」と話した。郡山文化協会の小田修史会長、郡山キャナル国際音楽祭実行委員会の藤田美香さんが同席した。