東日本大震災と東京電力福島第1原発事故後、双葉町で初めてとなるスーパーマーケットが1日、オープンした。開店を待ちわびた住民らが列を作り、店内は大勢の買い物客でにぎわった。
JR双葉駅東側の商業施設にオープンしたのは、イオン双葉店。鮮魚や野菜などの生鮮食品をはじめ、日用品、弁当、総菜、お酒など約4500種類の商品を取り扱う。店内には飲食物を食べられるスペースも設けられており、住民の憩いの場としても期待される。
町内では2022年8月に特定復興再生拠点区域(復興拠点)で避難指示が解除されてから、生鮮食品を扱う小売店がなく、買い物環境の整備が課題となっていた。