ゼビオHDが減収減益　天候不順や人件費上昇が影響

　ゼビオホールディングス（ＨＤ、郡山市）が８日発表した２０２５年４～６月期連結決算は、純利益が２億８８００万円で前年同期比８９．６％減だった。天候不順で夏物商品の取り扱いが後ろ倒しになったほか、人件費上昇などが利益を圧迫した。

　売上高が６４３億８００万円（前年同期比１．３％減）、経常利益が２９億２５００万円（同３２．４％減）で減収減益だった。

　「ゼビオアリーナ仙台」を仙台市に引き渡したことに伴い、固定資産処分損２３億２５００万円を特別損失として計上した。

　２６年３月期は通期で売上高２６４３億５００万円、経常利益７７億１８００万円、純利益９億７４００万円を見込む。