いわき市が今年開設した四つの海水浴場の入り込み客数は計3万8209人だった。東日本大震災後に4海水浴場を開設するようになった2019年以降で最少だった昨年(3万5646人)より微増した。市が18日、発表した。
開設したのは7月19日~8月17日の30日間。22年は約12万人の入り込みだったが、市はレジャーの多様化に加え、今年は熱中症警戒アラートが5回発令されたことによる外出自粛、7月下旬の津波警報発令などが影響したとみている。
海水浴場ごとの内訳は、薄磯が2万183人、四倉が8700人、勿来が6910人、久之浜・波立が2416人だった。