お笑いタレントの「もう中学生」さんが23日、福島市のこむこむの一日館長を務めた。もう中学生さんは訪れた子どもたちと触れ合い、「こむこむで楽しい思い出をつくり、大きな夢を持ってほしい」とエールを送った。
2005年にオープンした同館の開館20周年記念事業の一環。このほかこども一日館長には、一般公募で選ばれた野田小2年の本田宗祐さん(8)、杉妻小3年の阿久津隆幸さん(9)が就いた。
3人は来場者の出迎えや館内放送、企画展示の案内に挑戦。もう中学生さんは同館に設置する顔出しパネルをデザインし、子どもたちと一緒にモモやUFO、ラーメンが描かれたパネルにクレヨンで色を付けた。
就任に先立ってセレモニーも行われ、高橋俊英館長が3人に委嘱状を手渡した。もう中学生さんは吾妻山などをモチーフにしたお笑いネタを披露。本田さんは「こむこむの楽しさをたくさんの人に知ってほしい」、阿久津さんは「一日館長をきっかけに、こむこむをもっと大好きになりたい」とそれぞれあいさつした。