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美里に2カ所の看板、旧宿場を発信 会津西街道プロジェクト

2025/08/24 08:05

「関山宿」の看板設置を祝った杉山町長(左)と添田理事長(下)
旧街道沿いに設置された「福永宿」の看板

 会津若松市と栃木県日光市をつなぐ旧街道沿いの観光振興を目的とした「会津西街道御宿場印プロジェクト」で、プロジェクトを進めている会津信用金庫などは22日、会津美里町の旧宿場2カ所に「関山宿」と「福永宿」の立て看板を設置した。昨年は南会津町でも設置しており、会津の立て看板は計5カ所となった。

 プロジェクトは「県境を越えた新たな観光地づくり」を目指し、展開している。観光客に各宿場を巡ってもらうことで、地域の魅力や歴史を発信することが目的だ。同信金と鹿沼相互信用金庫(栃木県鹿沼市)が共同で日本財団の「わがまち」基金を活用して事業に取り組んでいる。

 御宿場印販売や2次交通手段としてシェアカーサービスの提供などに取り組んでいる。22日は会津美里町の現地で発表会が開かれ、会津信金の添田英幸理事長と杉山純一町長が設置を祝った。添田理事長は「地元の理解をいただき、設置することができた。観光振興につながることを期待している」と話した。

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