石川町が発注した公共工事入札を巡る官製談合事件で、贈賄と公契約関係競売入札妨害の罪に問われた志賀建設(石川町)の元役員と元社員の有罪判決が確定したことを受け、町は17日、同社に違約金4425万470円を請求し、全額納付されたと発表した。
町は工事請負契約の約款に基づき、認定こども園の造成工事や町道の改良工事など計9件について、請負額の10%を請求した。
また、町は談合の罪で従業員や営業所長が罰金刑を受けた水谷工業(石川町)に368万3680円、佐藤渡辺(東京都)には374万5280円の違約金をそれぞれ請求し、全額納付されたとも発表した。町道の改良工事各1件に関し、請負額の10%を請求した。