福島市は2日、同僚職員を大声で怒鳴り、威嚇し、胸ぐらをつかむ暴行を行って職場の秩序を乱したとして本庁に勤める50代職員を停職1カ月の懲戒処分にしたと発表した。指針に基づき氏名を公表していない。
市によると、職員は昨年11月、勤めていた市の廃棄物処理施設で、同僚職員との業務上のやりとりで不満を感じ、大声で怒鳴るなどした。また2023年度以降、職員は同施設に搬入された掃除機やスチール製ラック、机、いすなど廃棄物の一部を職場内の休憩室で私的に利用していた。職員は事実を認めているという。職員の当時の上司も文書で厳重注意とした。