福島稲荷神社例大祭の最大見どころ「福島秋祭り連山車」は12日、福島市中心部で繰り広げられ、数多くのちょうちんで飾られた山車が連なり、秋の夜を彩った。
各町会の山車23基が福島駅前通りに集結。中山伊知郎実行委員長が出発を宣言し、同神社の阿部陽一郎さんが山車をおはらいした。山車は「ヤーレヤレ」「ワッショイ」と威勢のいいかけ声と心地よいおはやしを響かせながら、神社までの道のりを練り歩いた。
沿道は多くの見物客であふれた。伊達市の男性(64)は「壮観だ。今後も盛大に続けてほしい」とうなずいた。例大祭最終日の13日には後鎮祭やみこし担ぎが行われる。