県内外で活躍するトランペット奏者、二本松市のNobyこと長屋伸浩さん(60)のトランペット歴50周年記念コンサートが26日午後1時から同市安達文化ホールで開かれる。
本宮小5年時に鼓笛隊で初めてトランペットを手にし、中学のときにイタリアのソロトランペッター「ニニ・ロッソ」にあこがれ、演奏家を夢見るようになったという。高校まで吹奏楽部で演奏していたが、社会人になってジャズの世界を知り、26歳でビッグバンド「ファジーネーブル」を立ち上げた。2000年に管楽器カラオケチャンピオンシップ県大会優勝を機にソロ活動を始め、日野皓正、前田憲男、つるの剛士らとの共演、海外での演奏も果たしている。
また、11年夏から寒さが厳しい時期を除いて毎月第1、3水曜日午前11時から道の駅安達上り線でチャリティーミニライブを行い、寄せられた善意を東北、熊本、能登など被災各地に届けている。
今回はHarmyさん(電子オルガン)、田中雅子さん(バイオリン)、ゆっきーさん(トランペット)、レイマカニ則子さん(フラダンス)をゲストに迎え、新曲を交えてたっぷり魅力を伝える。第2部ではファジーネーブルのジャズライブを繰り広げる。
長屋さんは「年齢も国境も隔たりのない音楽に親しんでほしい」と来場を呼びかけている。チケットは3000円(中学生以下は無料)。問い合わせはNobyトランペットオフィス(電話090・4046・6905)へ。