須賀川市長沼地区の藤沼温泉やまゆり荘は25日から、収穫したての地元産そば粉を使った「新そば」の提供を始めた。来店客は、秋の味覚を自然豊かな景色と温泉とともに楽しんでいる。
毎朝、職人が手打ちしており、ざるそば(950円)や旬の野菜を天ぷらにした天ざるそば(1300円)をはじめとした人気のそばメニューが新そばに切り替わっている。12月末ごろまで。施設を運営する「おもふるハート」の深谷武雄社長(80)によると、今年のソバも甘みと風味が豊かだという。
深谷社長は「秋が深まり、11月には藤沼湖自然公園内の紅葉が見頃を迎える。景色と一緒に新そばを楽しんでほしい」とPRしている。そばの提供は午前11時~午後3時で、毎週火曜日が定休日。問い合わせは同施設(電話0248・67・3431)へ。
