茨城県つくばみらい市で開催中のコメ品評会「第27回米・食味分析鑑定コンクール国際大会」は最終日の7日、栽培別などの部門の審査が行われた。「環境王国」認定市町村から選ばれる栽培別・環境王国部門で小沼孝雄さん(天栄米栽培研究会)が金賞を受けた。
大会旗引き継ぎ式も行われ、次期開催地の福島県須賀川・岩瀬地区の首長らが出席。大寺正晃須賀川市長と木賊正男鏡石町長、添田勝幸天栄村長、丸山重一JA夢みなみ組合長らが登壇し、今大会実行委員長の小田川浩つくばみらい市長から、大会旗と”おにぎりのかぶり物”が引き継がれた。
須賀川岩瀬大会で実行委員長を務める大寺市長は「多くの人に来てもらえるよう、魅力ある大会にしていきたい」とあいさつした。
このほか、同日までに決まった全7部門の金賞、特別優秀賞の受賞者表彰が行われた。大会は米・食味鑑定士協会や開催地域などでつくる実行委員会の主催。来年度は12月5、6の両日に須賀川市で須賀川岩瀬大会、27年度は会津若松市、28年度は双葉郡で開かれる。本県の金賞以外の受賞者次の通り。
◇国際総合部門 ▽特別優秀賞=湯田裕樹(お米農家ゆだ)小森美明(天栄米栽培研究会)鈴木信助(南会津お米栽培研究会)
◇環境王国 ▽特別優秀賞=吉成邦市(吉成農園)
