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比警察、男2人を銃撃容疑で拘束 被害者は静岡と福岡出身の男性

2025/08/18 22:01

 フィリピンの国旗

 【マニラ共同】フィリピンの首都マニラで15日夜に起きた邦人射殺事件で、地元警察は18日、銃撃実行の容疑者らフィリピン人の男2人を拘束したと明らかにした。また、死亡した2人は静岡県出身の40代男性と福岡県出身の50代男性であることが分かった。警察は事件の背景の解明を急ぐ。

 日本大使館などを通して被害者の身元を確認した警察によると、2人は静岡のナカヤマ・アキノブさんと福岡のサトリ・ヒデアキさん。15日午後3時半ごろ、現場近くのホテルにそれぞれチェックインしていた。

 2人は繁華街でタクシーから降りる際、近づいてきた男に拳銃で撃たれ、所持品を奪われた。2人組の犯人がバイクで逃走した。

 拘束されたのは銃撃の実行役のほか、タクシーに同乗し2人を現場に誘導した男。旅行ガイドを装ったとみられる。防犯カメラの解析や目撃証言から、実行役は現場に長時間にわたり待機していたことが判明。警察は当初から2人を狙った複数人のグループによる計画的な犯行とみて、逃走を手伝った人物らの行方を追っている。

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