京都や群馬など10府県の知事は9日、官邸で行われた石破茂首相との意見交換会に出席し、退陣後も地方創生をけん引するよう首相に伝えた。首相は人口減少問題を抱える中、政府と知事が連携する重要性を語った。終了後、京都府の西脇隆俊知事が記者団の取材に明らかにした。
群馬県の山本一太知事も取材に応じ、自民党の新総裁には「地方との連携を重視してもらえる方になっていただきたい」と訴えた。首相に対してはトランプ米政権の関税措置への対応で「成果を上げていただいた」と感謝の意を伝えたという。
意見交換会は計3回開催する予定で9日は2回目。関係者によると、12日に別の知事が出席する見通し。