郡山市は、2027年春に開業予定のイオンモール郡山周辺で予想される交通渋滞の緩和と歩行者の安全確保へ、施設付近を走る都市計画道路・日和田喜久田線の拡幅事業に、本年度に新規着手する。総事業費は6億~7億円を見込んでいる。
椎根健雄市長が21日に市役所で記者会見し、概要を説明した。計画では、施設方面に向かう国道288号から国道4号線の間の延長300メートル区間で、現況2車線(幅員11メートル)の道路を4車線化(幅員30メートル)し、両側に歩道を設ける。本年度は予備設計を行い、来年度以降に詳細設計や用地買収、改良工事を進めていく。
市が補正案
補正予算案の総額は3億4126万2000円の減額補正。ふくしまデスティネーションキャンペーン(DC)関連では、来年4月からの市のふくしまDC推進事業や連携企画への予算を計上した。こおりやま広域圏桜フォトキャンペーンやふくしま&ラッキー市内周遊スタンプラリー、歴史情報博物館の企画展「ゆる鉄のまち・こおりやま」などを予定している。主な事業は【表】の通り。市は28日に開会する12月議会に補正予算案などを提出する。
