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NY株反落、88ドル安 FRB議長発言で売り優勢

2025/09/24 05:59

 ニューヨーク証券取引所

 【ニューヨーク共同】23日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反落し、前日比88・76ドル安の4万6292・78ドルで取引を終えた。FRBのパウエル議長がこの日の講演で、次の利下げ時期について手掛かりを示さなかったことが投資家心理を冷やし、売り注文が優勢となった。

 パウエル氏は23日、米ロードアイランド州で講演。今後の経済指標を見極めて追加利下げが必要かどうか判断する姿勢を示し、次回会合の方向性には言及しなかった。FRBの追加利下げ期待などを背景に、ダウ平均は3営業日連続で終値の最高値を更新していたが、パウエル氏が利下げに慎重だとの受け止めから売りが膨らんだ。

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