【台北共同】秋田県は22日、台北市で観光物産展を開き「クマ対策は十分にしている」と訴え、旅行に来るよう台湾の人々に呼びかけた。秋田牛や果物などの試食で県産品を売り込み。秋田犬や「ナマハゲ」も登場して会場を盛り上げた。
クマの出没が相次いでいることは台湾でも報じられている。谷剛史副知事は開幕式で「観光地や宿泊地にクマを寄せ付けないため電子柵などの対策をしている」と強調。秋田の雪景色や温泉を楽しんでほしいと話した。
角館や田沢湖といった観光地がある秋田県仙北市の田口知明市長は「クマ対策には本当に苦労しているが、何とか観光客を増やしたい」と話した。
