「古関先生直筆の文字が刻まれている。人間味が出ていますね」 福島商高の校門を入った所に立つ歌碑を見て、同窓会長の引地洲夫さん(79)は話す。歌碑に刻まれているのは「福商青春歌」の歌詞。古関裕而が母校のために作曲した「古関メロディー」の一つだ。 「これまでいろいろな曲が石に刻まれてきたが、福商青春歌ほどうれしい歌碑はない」。歌碑ができた時、古関はそう喜んだという。生涯で5000曲近くを作曲したが...
この記事は会員専用記事です
残り651文字(全文851文字)
続きを読むには「みんゆうプラス」の会員登録もしくは
「福島民友新聞購読」の申し込みが必要です。