「エール」で志村けんさんが演じた小山田耕三は、作曲家の山田耕筰(1886~1965年)がモデルだ。主人公のモデルとなった作曲家古関裕而は山田を師と仰ぎ、山田から日本コロムビア専属作曲家の推薦を受けて作曲家の道が開けている。実は山田の両親は福島藩士の家系で、山田自身も幼少期に現在の福島市大笹生地区で過ごしていた。 山田は日本で本格的な西洋音楽の導入に尽力した人物。古関は学生時代から山田に傾倒し、...
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