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【5】もっと強くなるために 学法石川高陸上競技部監督・松田和宏

2021/04/23 15:00

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高橋尚子さん(中央)と私(左)。ボルダーには世界中からランナーが集まっていて多くの刺激を受けた

 日の丸をつけて走りたかった。 大学卒業後はマラソンに挑戦すると決めていた。スピードはなかったが、持久力には自信があったからだ。 当初は実業団のダイエーに入ったが、入部から1年で会社の事業縮小により陸上部が廃部となり、佐川急便に移った。それからは心肺機能を高める「高地トレーニング」をするため1年の半分を米国で過ごす生活になった。マラソン選手がレースに出場できるのは年2、3回程度。大会前の準備には3...

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