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【6】体が悲鳴を上げていた 学法石川高陸上競技部監督・松田和宏

2021/04/24 15:00

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ベルリンマラソンを走る私

 「現役を辞めて、チームのスタッフにならないか」。スポーツ選手にとって引退は避けられない。ただ、会社からそう言われたのは私にとってあまりにも突然で、頭が真っ白になった。 2003(平成15)年のベルリンマラソンで自己ベストを出した後、次のマラソン出場が決まって再び渡米した際に腰を故障した。長距離選手に多い座骨神経痛だった。下半身がしびれ、足が上がらなくなった。 今振り返ると、走りすぎていたのだと思...

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