「福島の花」が世界に認められた。 2015年、携帯電話に1通のメールが届いた。それは、国際写真コンテスト「ニコンフォトコンテスト2014―15」の写真部門でグランプリを受賞したことを知らせるものだった。目を疑った。 当時の私は、それまで制作してきた花の作品をなんとか写真集にまとめたいと思い、東京都内の出版社に通う日々を送っていた。足を棒にして何社も回ったが、そう簡単に話は決まらず、写真家としての...
この記事は会員専用記事です
残り601文字(全文801文字)
続きを読むには「みんゆうプラス」の会員登録もしくは
「福島民友新聞購読」の申し込みが必要です。