東京にいる先輩たちと話すことがあるのだが、今振り返ると走る行為自体が好きだったわけではないのかもしれない。あくまで「競技としての陸上」という部分に自分は取り組み続けた。 長距離を走り抜くことはつらい。それでも練習や試合を通して記録が伸び、ステップアップしていく過程が楽しかった。成長することに快感を得ていたからこそ、競技を続けられたのだろう。箱根駅伝でも実業団駅伝でも、きつい練習を乗り越え、結...
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