五輪は命懸けの戦いだ。 昨夏の東京五輪から約半年が過ぎた。私が専門とする自転車は女子の初メダルはあったが、残念ながら男子は表彰台に立てなかった。結果を残す舞台が五輪しかない国外の選手に対し、日本には競輪という帰る場所がある。選手は命懸けだろうが、勝利への執念の差が壁になったのかもしれない。 東京には私の教え子の一人、新田祐大(白河高卒)も出場した。新田は高校時代、部活が終わると白河市にある私の自...
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