福島陸協の強化部長に就任してから5年目の1985(昭和60)年。奈良県で「わかくさ国体」が開催され、陸上の県勢は3人の優勝を含む10人11種目で入賞を果たした。 それでも陸上の総合順位は天皇杯の得点が加算される8位以内に届かず、9位に終わった。大会前半は高校生の種目が多く、最終日を残して4位だった。しかし、最終日は一般の選手が出場し、実業団チームが集中する関東、関西地区などの都府県に一気に逆転さ...
この記事は会員専用記事です
残り616文字(全文816文字)
続きを読むには「みんゆうプラス」の会員登録もしくは
「福島民友新聞購読」の申し込みが必要です。