大学卒業後、念願の教職に就き、安達高と福島東高で陸上部の顧問を務めた。 当初は無理難題の押し付け指導だったが、年齢を重ねるにつれて、車の助手席に乗り、運転手と一緒の方向を目指すような指導法に変わっていった。学生時代に薫陶を受けた恩師を見習い、私なりの指導法に落とし込んだ。 褒めて伸ばすことも大切にした。先に駄目出しをしたら、生徒も快く聞く耳を持とうとしない。まずは良い部分をたたえ、その上...
この記事は会員専用記事です
残り624文字(全文824文字)
続きを読むには「みんゆうプラス」の会員登録もしくは
「福島民友新聞購読」の申し込みが必要です。