あれほどプロレスを始めることに反対していた父も、気付けば一番の応援団になってくれた。 最初は私が最も若手だったから、対戦するのは先輩レスラーばかり。私ができることを出し切り、とにかくがむしゃらにぶつかっていったが、シングルでの勝利は遠かった。後輩にも負けてしまった。 何が足りないのだろうかと悩んだ。私は身長が150センチで、プロレスラーとしては小柄だ。体が小さいからだろうか。自分なりに試行錯誤し...
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