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【1】看護の仕事、人生の支え 相馬中央病院看護部長・堀内由美

2024/05/06 08:30

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相馬中央病院の看護部長室にいる私。自分の人生は、看護という仕事に支えられてきたのだと思う
堀内由美さん

 看護師になって50年になる。考えてみると、年齢を重ねるごとに、この職業に対する私の思いは変わってきたように感じる。若い頃は知らないことを知ること、覚えることの連続で、何をしても新鮮で楽しかった。婦長をしていた頃は、たくさんの患者、医師、看護師の調整役として、病棟の中の空間を泳いで渡っているようだった。 「定年退職」という言葉がちらつき始めた50代半ばになってから、自分の人生は、看護という仕事に支...

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