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【道奥を読む】丸谷才一・「東北人らしさとは?」 春の風のような明るさ

2025/11/04 11:20

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挿絵・小原風子(福島市出身、南相馬市在住)

 「ゲーテはすべてを言った」で第172回芥川賞を受賞した鈴木結生さんが、ギリシャ語で「場所」を意味する語「トポス」をキーワードに、東北各県から1人ずつ文学者を取り上げ、自身の創作との関わりなどをつづります。今回は山形県です。          ◇  丸谷才一の名を初めて知ったのは、村上春樹『若い読者のための短編小説案内』を通してだった。高校一年生。読むのは専ら外国の古典文学だけで、日本の最近の小説...

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