東日本大震災から3カ月余りたった2011年6月25日、相馬地方の病院の新人看護職員を対象にした初めての研修会が開かれた。11年度は8病院に26人が入職する予定だったが、東京電力福島第1原発事故の影響で当時は避難していた病院もあり、参加できたのは2施設の13人だった。「一つのチーム」として一体感が持てるように、受講した新人も講師陣もみんなが同じ黄色いTシャツを着て臨んだ。背中には、相馬の明かりとな...
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