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【6】「自分の酒が造りたい」 ななくさ農園代表・関元弘

2024/04/13 08:30

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自宅の納屋を改装して開設した「ななくさナノブルワリー」。「日本一無粋な麦酒」を標ぼうする「ななくさビーヤ」を製造している

 ななくさ農園を開園以来、農閑期の冬場は大七酒造(二本松市)で蔵人として働いていた。「自分の酒を造りたい」。元来の酒好きが高じて、次第にそう思うようになった。本来なら、これまで培った技術を生かして日本酒を造りたかったが、新規の清酒製造免許は出ないとのことで断念。当時は首都圏で小規模ブルワリー(醸造所)の起業が盛んで、発泡酒製造免許であれば比較的取りやすいことから、年間6千リットルの発泡酒を製造する...

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