発泡酒造りとほぼ同時進行で、もう一つの酒造りの夢が動いていた。それはワイン。きっかけは2010年秋、農家仲間たちとの飲み会で一人が提案したことだった。 「酒席の冗談か」と思ったが、酔いがさめてもみんなのワイン造りへの情熱が冷めることはなかった。「地域活性化の起爆剤になる」=言い出しっぺの斎藤誠治前社長(73)=べく耕作放棄地でブドウを育て、ワインを造るという夢の実現に向けて動き出した。10年...
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