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【4】全国の舞台、深まる自信 福島県レスリング協会長・渡部友幸

2024/06/20 08:30

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高校2年で試合に臨む私(右)。試合に勝ち始めて自信をつけた頃だ。ただ、構えはへっぴり腰。「こんなフォームでは上には行けない」と自分を戒めた写真だ=1974年

 試合に勝てば自信になる。自信があれば相手により強く向かっていける。私は高校2年の時に初めて全国の舞台を踏んだ。 県高体で優勝し、九州での全国高校総合体育大会(インターハイ)に臨んだ。ここで悲しい出来事があった。団体戦が終わった後、レスリング部の顧問に連絡があった。祖母の悲報だった。顧問から「戻るか」と聞かれたが、私は翌日の個人戦に出場することを選んだ。頑張る姿を天国に届けよう―。自分に言い聞かせ...

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