試合に勝てば自信になる。自信があれば相手により強く向かっていける。私は高校2年の時に初めて全国の舞台を踏んだ。 県高体で優勝し、九州での全国高校総合体育大会(インターハイ)に臨んだ。ここで悲しい出来事があった。団体戦が終わった後、レスリング部の顧問に連絡があった。祖母の悲報だった。顧問から「戻るか」と聞かれたが、私は翌日の個人戦に出場することを選んだ。頑張る姿を天国に届けよう―。自分に言い聞かせ...
この記事は会員専用記事です
残り626文字(全文826文字)
続きを読むには「みんゆうプラス」の会員登録もしくは
「福島民友新聞購読」の申し込みが必要です。