黒いダイヤモンドと呼ばれたオオクワガタの養殖に挑戦したのは1995年だった。ムシムシランドは町の指定管理を受けて第三セクターとして開設したものの、株式会社であったため利益を求められた。 遊園地は来場者数8、9万人を維持していたが、カブトムシ自然観察園は夏季のみの営業だったこともあり、もう少し売り上げを上げようという前向きな試みだった。当時は年上の社員の退職もあり、係長、課長と思いがけずに昇進...
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