競技が盛んになるには地域との関わりが欠かせない。レスリングの場合は、合併前の旧田島町の支えが大きかった。 レスリング普及の基礎をつくったのは、早稲田大で選手として活躍した故渡部善一さんだ。善一さんが実家の開当男山酒造に戻ったころ、県体育協会の新種目構想に伴い田島高に県内初のレスリング部が生まれた。善一さんはコーチとして指導し、選手がめきめきと力をつけていった。その後、善一さんは町教育委員長になり...
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