材木屋という家業を継ぐ跡取りとしての自覚が先か分かりませんが、物心ついた時から大学に行くことは人生の目標になっていました。勉強は嫌いでしたが、その目標には向かっていたと思います。 中学の担任だった塚本英樹先生が早稲田大卒で、時折、自由な学生生活の話を聞かせてくれました。先生の人柄もあり、自然と早稲田大に親しみを覚えるようになりました。 ある日、東京都から転校してきた友人が、早稲田大の裏手に住んで...
この記事は会員専用記事です
残り614文字(全文814文字)
続きを読むには「みんゆうプラス」の会員登録もしくは
「福島民友新聞購読」の申し込みが必要です。