先代社長という大きな後ろ盾を失った新米社長の私は、コロナ禍という濁流にのまれました。旅行会社のオリバーは、売り上げが80%近くも落ち込みました。介護事業はクラスター(感染者集団)に見舞われ、稼働率低下と人手不足。福陽自動車教習所では首都圏の合宿生の受け入れをゼロにするなど、全てにおいて難しい決断を迫られました。 もう一つ頭を悩ませたのが、コロナ禍前から進めていた新規事業でした。新しい事業を共に考...
この記事は会員専用記事です
残り623文字(全文823文字)
続きを読むには「みんゆうプラス」の会員登録もしくは
「福島民友新聞購読」の申し込みが必要です。