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【6】海渡り厳しい現実直面 サクラ・シスターズ社長・峯岸ちひろ

2024/08/31 08:30

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老人ホームや介護施設で散髪やマッサージのお手伝いをする私(奥)。言葉や文化の壁に苦労しながらも、ボランティア活動は台湾に渡った頃から続けていた

 東京で芸能活動を続けながら、何度か台湾に足を運んだ。お世話になれそうな芸能事務所や仕事、住まいを探すためだ。いくつか目星をつけると、いよいよ日本を離れる時がやって来た。私は26歳になっていた。父を一人残して旅立つのは少し気が引けたが、自分のスペシャルな点を新天地に求めていた。台湾、中華圏で芸能人として有名になって成功したい―。強い決意と希望を胸に海を渡った。 いざ台湾へ乗り込むと苦労の連続だった...

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