脳内出血で14歳にして左半身まひとなった私。「死にたい」と絶望していた一方で、不思議なことに「早く元気になって高校に行きたい」という思いが湧き上がってくるのも感じていた。 倒れた12月8日の時点で、目指していた県立高校の1期選抜まであと2カ月を切っていた。目標をかなえるためには何としても回復するしかなく、弱音を口にしている暇はなかった。脳の血管の縫合が済んだ12月中旬ごろ、私は本格的にリハビリを...
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