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【5】選んだのは、いばらの道 ツナガリ代表理事・松川力也

2022/10/21 15:00

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岩瀬農高を卒業した私(右から2人目)。留年せず、同級生と一緒に卒業できてうれしかった

 左半身まひのリハビリに奮闘していた頃、私は岩瀬農高の1期選抜を受けた。高校の保健室で面接と小論文の2科目を受験した。 それまでに左半身まひの生徒を受け入れたことはなかったらしく、面接では障害の状況と日常生活がどの程度できるかを聞かれた。私はリハビリによる回復の見通しと「絶対に高校で学びたい」という思いを伝えた。その結果、1期選抜に合格。念願の高校生になれた。倒れてからの努力が報われた気がした。 ...

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