左半身まひの障害を抱えた私には、言語聴覚士になること以外にもかなえたかった目標があった。それは、投てき競技のパラアスリートとして国内外で活躍することだった。 私は左半身こそ不自由だが、右半身は自由に動かすことができる。高校入学後は体育の授業を見学していたが、楽しそうに運動する同級生を見ていると「自分も運動したい」という思いが湧き起こった。高校3年頃から障害者向けのスポーツ導入教室に通い始め、まひ...
この記事は会員専用記事です
残り599文字(全文799文字)
続きを読むには「みんゆうプラス」の会員登録もしくは
「福島民友新聞購読」の申し込みが必要です。