福島県内で大きな功績を残した個人・団体を顕彰する第34回みんゆう県民大賞(福島民友新聞社主催)のスポーツ賞を受賞したプロゴルファーの蛭田みな美さん(27)=鮫川村出身、学法石川高卒=の表彰式は30日、郡山市で行われた。蛭田さんは「素晴らしい賞を頂き光栄。今後も福島に勇気と感動を与えられるようなプレーを見せたい」と述べた。
蛭田さんはプロ8年目で臨んだ2023年8月の女子ゴルフCATレディースでレギュラーツアー初優勝し、県勢として9年ぶりの快挙を達成。昨季もパナソニックオープンで2位タイに入るなど活躍、今季のシード権を獲得している。
家族の影響で3歳でゴルフを始め、学法石川高時代には日本ジュニア選手権女子15~17歳の部で優勝。16年にプロテストに合格し、18年にステップアップツアーで優勝するなど着実に歩みを進めてきた。
表彰式では、野崎広一郎福島民友新聞社社長が蛭田さんに正賞の盾と表彰状を贈った。
第34回みんゆう県民大賞は蛭田さんのほか、芸術文化賞に会津大宇宙研究チーム、ふるさと創生賞に昭和村のからむし織姫(体験生)が選ばれた。