いわき市の管理栄養士７人でつくる「ひとしおＬａｂ（ラボ）」は第２弾となる減塩メニューを開発した。６品を収録したレシピブックを発行し、市役所や各支所などで配布している。第２弾は「トマト麻婆豆腐」、「トマトたっぷりハヤシライス」、「具だくさんのトマト酸辣湯」など。
地場産品を活用した減塩商品の開発や減塩食をＰＲする市のプロジェクト「いわきひとしお」の一環。減塩レシピはいわきひとしおで定める食塩量以下で調味料や調理方法でおいしく食べられるよう工夫している。
１７日は同市のマルトＳＣ平尼子店で、お披露目会が開かれた。いわき応援大使の相撲芸人あかつさんは６品全てを食べ、「減塩しているように思えない。どれも満足感を得られる」と太鼓判を押した。
マルトが弁当販売
いわき市を中心にスーパーなどを展開するマルトは４月１６日まで、ひとしおＬａｂが開発した減塩メニューを再現した弁当３種を販売している。同市と茨城県の２５店舗で取り扱っている。
販売しているのは野菜をたっぷり使った「トマトときのこのハヤシライス」（５９４円）、鶏ひき肉を使ってトマトの味を生かした「チキト麻婆丼」（４８６円）、トマトとタマネギをふんだんに使用した「スパイス香るトマキーマ」（６４７円）。いずれもひとしおＬａｂの監修で、１食当たりの食塩相当量は３グラム未満となっている。
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