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【6】震災経て芽生えた自覚 tenten代表理事・藤本菜月

2025/04/05 13:50

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須賀川時代、アクアマリンふくしまに家族で出かけた時の一枚。福島のために何かしたいと思っていたが、当時は子どもにかかりきりで余力がなかった

 地域に溶け込むために必要なのは、時間ではなくきっかけだ。  これは、転出と転入を繰り返した私が身をもって学んだことだ。  最初の南会津町への転入も含めると、これまでに県内で4回、住み家を変えた。今振り返っても、南会津での衝撃的な出会いで人生が180度変わったし、これほど愛着のある場所はない。同じ時間を過ごしても、人とのつながりや、地域を知るかどうかで、その土地への思い入れの温度が変わってくる...

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